とくお動物病院 Blog
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午前8時頃、お電話があり、昨日夕方、交通事故に遭遇され、一晩様子をみていたのだが、右後肢大腿部より出血しており、その出血が止まらないという...状態でした。雑種犬、9才ぐらい、♀で1才なる前に避妊手術済み、狂犬病ワクチン以外に予防歴なし...。痛がって触らせない状況でしたので、鎮静剤を皮下注射しました。本来ならあれくらいの量では不動化出来ない筈なのですが、数分後に腰砕け状態に陥り、鎮静が完了...。その間、舌の色が紫色に...。かなりフィラリア症は進行していました。その旨をあらかじめオーナー様にはお伝えしています。バリカンで毛を刈り、確認したところ、右大腿部を10cmくらい切り開いている状態で皮膚欠損していました。洗浄消毒を施し、欠損している皮膚の周りを切り取って整え、皮下織を吸収糸で寄せて皮膚を縫合しました。全身の被毛は毛玉だらけでしたが、そこまでのケアが出来ません。確実に生還させる必要があるため、それ以上の鎮静剤を使用しませんでした。縫合処置後、即刻、お車にお乗せして、お返ししました。抜糸は10日後です。
その後、外耳炎を慢性化している子〜コッカスパニエルなのですが、右耳から出血...耳を洗浄して出血部位を確認したところ、外耳皺壁のところからでした。洗浄し、外用剤を塗布して経過を見ることにしました。出血は一応抑えました。毎日耳洗浄されていた&コットンで耳を拭いていたことに起因しているものと思われます。
あとは慢性腎不全の子の皮下補液〜1000cc生食と強肝剤&ビタミン剤を投与しました。この子はやがて慢性腎不全と診断して1年くらいになります。その他、別のクランケで処方食などをお出ししました。
午後に突入です。 (^-^)/ |
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